2018/06/07
こんにちは、名古屋市瑞穂区のパーソナルトレーナー、S&Cコーチの田島雅彦です。
11月18日にアルティメットの女子チームであるUNO壱さんのチームでのトレーニング指導を行いました。
アルティメットと聞いてもどんな競技かパッとイメージのわかない方もいるのではないかと思います。
基本的にはチーム球技なのですが、ボールではなくフリスビーを使って行うスポーツなんですね。
ゲーム的にはアメフトに近いけどバスケっぽさもミックスされているような感じです。
UNO壱はそんなアルティメット競技で日本一を争う女子チームで来年の世界選手権への出場も決定しています。
そんな日本一・世界一を目指すチームなのでメンバーのモチベーションもテンションも高い!
・最初は「お尻」から
高いレベルのチームではありますが、チームで本格的なトレーニング指導を受けるのは初めて。
ということで最初なので、今回のテーマはやっぱり「お尻の使い方」です。
どんな競技でも、「お尻とハムストリング」「股関節」をしっかり使えるようにすることが、スポーツでの動き、走跳投あらゆる動作で重要になってきます。
特に女性は骨盤など骨格の形態上、お尻が使いにくい状態になってしまっていることが多いです。
(→女性と内股 ~ 膝の痛みからお尻と脚の引き締めまで その1)
・アルティメットにおける重要ポイント
さらにアルティメットの特性として、フリスビーのディスクをキャッチしたら速やかに止まらなければいけない
というルールがあります。(バスケのトラベリングみたいな感じ。)
ディスクを持ったまま動き回ることはできないんですね。
走ってスピードに乗った状態から、パスをキャッチしたら急激に減速し止まらなければいけない。この局面における身体への衝撃・負担はかなり大きなものです。
直接コンタクトこそ基本的にはないものの、やはり膝・腰・足首などを痛める方も多い模様。
ただ、速く切り返したり走ったりする力を高めるだけでなく、こういった累積的な負担によるケガや痛みを予防するためにも、しっかりトレーニングをして筋力を高め、股関節を使って衝撃を受け止める力を身に付けるということが重要になるでしょう。
・トレーニングの内容は・・・
ただ今回はチーム練習を行うグランドでトレーニングも行う予定だったのが、
雨の予報で急遽BMSパーソナルトレーニングジムで、ということに。
場所の都合などで若干少なめの人数となりましたがジム内でのトレーニング指導と相成りました。
ということでまずは寝た姿勢でのトレーニングでお尻の筋肉を刺激し、お尻の締め方、お尻の筋肉を使う感覚を養うことから始めました。
そして段々立位でもしっかりお尻を働かせて体幹・姿勢を維持できるようにし、合間にストレッチなどの体操や上半身の運動もはさみながらルーマニアンデッドリフト(RDL)やスクワットへと進んでいきました。
元々体が硬かったり、そうでなくてもプログラムを進める過程で課題が見つかったりして、スムーズにいく部分ばかりではありませんでしたが、それぞれが自分の課題を認識し、改善したいという意志を持ってしっかり取り組んで頂きました。
今回行ったことをしっかり継続して各自の課題を改善し、さらに発展させ、世界一を目指して頑張ってほしいと思います。
UNO壱さん、今後もまたよろしくお願いします!
BMSではパーソナルだけでなくチームへのトレーニングサポートも行っています。
本気で強くなりたいチーム、フィジカル向上のためトレーニングに取り組みたいチーム、怪我を減らしたいチーム、
など是非お問い合わせください。
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「女性と内股 ~ 膝の痛みからお尻と脚の引き締めまで その1」