2018/06/19
こんにちは名古屋のパーソナルトレーナーの田島雅彦です。
肘回し体操の続きですが、
最後に肩甲骨の動きの解説をします。
その2の動きは肘回しの動きを分解しただけなんですね。
・肩甲骨の動き方
肩甲骨の動きには内転・外転、上方回旋・下方回旋、拳上・下制
という計6種類3組の動きがあります
肘を開いて閉じてが内転・外転、
開いた状態で上げ下げが上方回旋・下方回旋、
閉じた状態で上げ下げが拳上・下制にだいたい対応してます。
拳上 下制 内転
外転 上方回旋 下方回旋
それらの動きを連続させると肘回しになります。
・関節の動きを改善させるために
こういった体操のひとまとまりの動きを、一度(機能解剖的な)要素に
分解して、それぞれ行ってまた繋げると、最初よりも可動域が増えたり、
動きが滑らかになったりして、楽に動かせるようになります。
あと複合的な動きをする関節の性質上、動きにくい方向があっても
他の動きやすい方向に動かしておいてやると、元々動きにくかった
方向も少し動かし易くなります。
そんなわけで硬くて中々動かせなかったり全然出来ない動きがあっても、
他をやっていれば段々出来るようになるはずなので
出来ることから出来る範囲で始めましょう。
痛いのを無理矢理動かそうとするのはダメです。
どうでしょう、肩甲骨動いてましたか?
動くようになりましたか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
※関連記事
「肩甲骨を動かす肘回し体操 その1」
「肩甲骨を動かす肘回し体操 その2」
「体操を効果的に行うための体の3面の動き ~ 上半身編」