2018/07/02
こんにちは、名古屋市瑞穂区のリラックスゆるゆるパーソナルトレーナーの田島雅彦です。
今日は前回の続きです。リラックスとはなにかということについてのお話です。
・リラックスの定義
リラックスを辞書で引くと「精神や肉体の緊張をほぐしてゆったりとすること。くつろぐこと。」
(大辞林)とあります。
でもただ家でくつろぐときに精神や肉体、つまり身心をほぐしてゆったりする
だけがリラックスする時ではありませんね。
スポーツの試合前だとか、大事なプレゼンの前などにも緊張して上がってしまう
のでリラックスしなければいけないなどという時もあります。
そして身心をほぐし、リラックスするためにはそれぞれ技術が必要です。
そこで心理の専門家ではリラックスした状態を以下のように定義している方がいらっしゃいます。
「完全に眠っており何もしない状態や弛緩した状態ではなく、
緊張と弛緩の間の一番最適な状態・位置・場に自分を置くこと」(平井、1993)
「リラックス状態は、“自己のコントロール感覚や能力の獲得や習得”であり、
“身体的・心理的・社会的側面での自己調整能力の開発”ととらえることができる」(五十嵐、2003)
上は前回説明したことと似ています、リラックスと一口に言っても、寝る前に必要な
リラックス状態と、運動時などに必要なリラックス状態は違うものです。
下はリラックスそのものの定義と言うよりリラックス状態を得ることとは、と言う感じ
ですが、リラックス状態とは自然にそうなるものでなく、自分でそうするものであると言えます。
画像お借りしてます<出典>
・リラックスと覚醒水準
スポーツメンタルの分野では逆U字曲線というものが知られています。
簡単に説明すると最高のパフォーマンスを発揮するには緊張しすぎても
緊張が足りなくてもいけないということですね。
これはスポーツ以外の分野にも適応できる考えです。
上記のリラックスの定義と併せて考えると最高のパフォーマンスを発揮するには
適度にリラックスしている必要がある。リラックスしている状態が最高の
パフォーマンスを発揮できる状態である。
ということができます。
画像お借りしてます<出典>
でこの逆U字曲線もいつでもどこでも誰でも同じ覚醒水準であればリラックス
していて最高のパフォーマンスを発揮できるというわけではなく、
スポーツであれば競技特性によっても違うし、スポーツ以外の場合でも、
例えば音楽の演奏会であったり、仕事の重要な会議であったり、場合によって
必要な緊張の度合いは違うでしょう。
個人の性格によっても違ってきたりします。
ちょっと小難しくなってきてしまいましたが、それでは
どうやってリラックス状態を作るのかという内容に続きます。→リラックス その3
今日もありがとうございました。
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