2018/07/06
こんにちは、名古屋市瑞穂区の足首軽々パーソナルトレーナーの田島雅彦です。
前回に続いてふくらはぎをすっきりさせる足首回しですがこれで最後です。
・手を使わずに動かす
前回までで手を使って足首を動かしてきたので、最後に
手を使わずに足だけを動かしてみましょう。
底屈・背屈・内反・外反それぞれ軽く動かして、次に足先を回して。
力んで脛の辺りに力が入り過ぎないように軽く回しましょう。
・脛側も大事
動かしていると感じられると思いますがつま先を動かすには
脛側の筋肉(前脛骨筋)の力を使います。
ふくらはぎの筋肉に対して拮抗的な作用(反対の働き)をしているので、
こちらも動かしてやったりストレッチしたりケアしないとふくらはぎの負担が中々とれません。
・ふくらはぎの変化を感じてみよう
終わったらふくらはぎのストレッチをやってみましょう。
普段と比べてどうでしょうか。
少し伸ばしやすくなったり、すっきりした感じは得られているでしょうか。
屈伸運動で踵が浮いてしまう方などふくらはぎの硬い方は
足首を回してからふくらはぎのストレッチという手順を踏むと
ただストレッチをするだけよりも格段にふくらはぎが柔らかくなりやすくなります。
またむくみや冷えの方だけでなく、ふくらはぎが攣りやすい、
こむらがえりを起こしやすいという人も試してみるとよいでしょう。
・原因は普段の姿勢からということも
ただしふくらはぎになんらかの問題を感じている方は普段からふくらはぎに
負担のかかり続ける立ち方や姿勢をしていることが多いです。
このようにまっすぐ立っているつもりでも前に傾いていることなどが代表的です。
こういった状態だと前に倒れようとする体を支えるために、実は常にふくらはぎに力が入りっぱなしということになり、ただ足首・ふくらはぎのケアをするだけではなかなか解決してこないこともあります。
で、そういう方はコチラの動き
→「まっすぐ立てますか その2 ~ 立って揺れて重心を感じる」
を行ってみましょう。立ち方・自分の重心を感じて修正していくことができます。
ちなみにこの動きは、足首回しのように「体を固定して足首から足を動かす」、のではなく、
「足を固定して足首から体を動かす」、ということでもあります。
分かるでしょうか。
普段足首を意識することはそうないかと思いますが、結構いろんな動きをして
体を支えています。
たまにはじっくりケアしてみましょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
※関連記事
「足首の回し方 ~ ふくらはぎをすっきり その1」
「足首の回し方 ~ ふくらはぎをすっきり その2」
「まっすぐ立てますか その2 ~ 立って揺れて重心を感じる」
「カーフレイズ その1 ~ 足裏・足指の荷重位置の確認」