こんにちは、名古屋市瑞穂区の楽々ゆったり系パーソナルトレーナーの田島雅彦です。
前回(→寝る前のストレッチはいい? その2)の続きです。
・呼吸法でゆったりリラックス
寝る前にリラックスするなら呼吸法をということでその理由を少しだけ。
基本的には呼吸を深めてゆっくり腹式呼吸を行えば副交感神経優位
になりますし、静止状態で行えばよいので大きな力も大きな動作も必要ありません。
そして上手に脱力していけばストレッチを行う以上に全身の筋肉を
ゆるめていくことができます。
ついでに恒常的な柔軟性改善効果があるかはわかりませんが、
体をゆるめて筋肉の余計な緊張が抜けると関節の可動域は広がります。
より効果を高めていくにはやはり練習が必要にはなりますが
どうしても力が入りがちな静的ストレッチよりはハードルは低い
かと思います。
(やり方を説明しています→呼吸法シリーズ)
・ストレッチだけが筋肉をほぐす方法か?
以下ストレッチに関する雑感です。
ストレッチという言葉は拡散し過ぎて、一般の方がストレッチと呼んでいても
それが何を指しているのかわからないことがあります。
静的ストレッチではない体操も全てストレッチ、深呼吸してもストレッチ
それこそトレーニングに類する自重運動までストレッチと言っていたりして
話がこんがらがる。
運動指導者としてはストレッチと一言でいうと基本的には
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)、のことを指しています。
まあとりあえず「体操や自重運動=ストレッチ」ではないんですね。
静的ストレッチの普及に伴ってなんでもかんでも体操の類は
ストレッチストレッチと呼ばれて、静的ストレッチでなくても
ストレッチ(体操)を行うからには大きく筋肉を引き伸ばし、
大きく動かさねば、可動域を大きく取らなければいけないと
言うような風潮が出てしまったのかなという気がします。
でも、筋肉を伸ばす=体をほぐす、ではないんですよね。
特定の筋肉を引き伸ばすだけが可動域改善の方法ではありません。
余計な力をいれないで関節を動かす体操をすれば、
体はほぐれてます。それで可動域は広がるんです。
それらの体操では最大可動域で行う努力も必要ありません。
それこそちょっと揺すってやるだけだったりします。
最終的には可動域は大きくなるし、動かせるなら大きく動かす
に越したことはないんですが、頑張り過ぎると逆効果だったりします。
こんなに頑張らなくてもいいの
可動域・柔軟性主体の話になっちゃいましたが
寝る前にリラックスするのに必要なことも同じなんです。
寝る前にやるなら体操するにも頑張らずにゆるゆる~っと
力を抜いて、体をほぐし、ゆるめてやれるといいですね。
最後についでに、
静的ストレッチを行ってもストレッチになっていない、
あるいは静的ストレッチを続けていても全然柔軟性が改善されない、
と言う方は沢山います。
そんなわけで僕は静的ストレッチを柔軟性改善の第1選択肢には
しません。まずは体をゆるめましょう。
体が硬くてお困りの方や中々リラックスできない方など、
やってみたいという方は是非お問い合わせください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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