2018/06/02
こんにちは、名古屋のパーソナルトレーナーの田島雅彦です。
今日は簡単な肩周りの体操をご紹介します。
今回ご紹介するのは肘回し体操。
肩関節だけでなく肩甲骨を動かすことを目的とした体操です。
健康骨じゃないよ
・日常にもスポーツにも重要な肩甲骨の動き
日常生活では腕を上げる時などに肩甲骨が動かないと、肩関節に
大きな負担がかかり、肩凝りや四十肩五十肩の原因になってきます。
姿勢にも大きな影響を与え、肩甲骨が動かせずに周りの筋肉が硬くなってしまうと円背、
いわゆる猫背になってしまったり、力を入れる時に力みがちな方などは、
肩が上がりっぱなしの、いかり肩になったりします。
またあらゆるスポーツで肩甲骨の動きは重要になってきます。
特に投球時など、頭の上まで腕を動かす動作で肩甲骨が適切に動かないと、
肩肘の投球障害などを起こす原因となってしまうでしょう。
トレーニング時にもウォーミングアップに行えば上肢の可動域を向上
させトレーニング効率を高めます。
・まずは基本形
まず親指を肩の辺りにつけます、硬くてつかない方はつかなくても
いいので無理せずできる範囲で肩の近くに浮かせておきましょう。
簡単につく方は指を全部肩につけても構いません。
体は適当にまっすぐして(丸まってもいけませんが胸の張り過ぎも
よくありません)、この状態から肘で円を描くように回します。
前方向に数回転したら、後ろにも数回回しましょう。
ゴリゴリ引っかかったり痛みを感じるほど大きく回す必要はありません。
小さく回すところから初めてほどほどに軽く回せる範囲で回しましょう。
ここまではよくあるやつです。これだけでも体操としては充分ですが、
ちょっと工夫を加えます。
という所で次回に続きます。
→「肩甲骨を動かす肘回し体操 その2」
今日も読んでいただいてありがとうございました。
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「体操を効果的に行うための体の3面の動き ~ 上半身編」